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人の動向

出典: RESAS 地域経済分析システム

流動人口の調査・分析

流動人口はその場所・時間において移動する人口、いわゆる人の流れを表します。流動人口を分析することでエリアの来訪者や通勤・通学者の特性、エリアのポテンシャルを把握することができます。さらに、このデータを利用することで、天明町の未利用空間の最適な利活用に向けて、どのような機能が適しているかを探るべく、調査・分析を行いました。

 

 

この図は、『RESAS 地域経済分析システム「まちづくりマップ 流動人口メッシュ」』によって中央区エリアを見たものです。このように、このシステムを使えば流動人口の調査・分析が可能です。このシステムを使い、天明町エリアの流動人口を調査・分析しました。

天明町エリア流動人口推移

年度別推移

この図は2013年から2016年に掛けての、天明町エリアにおける流動人口総数と、平日と休日の流動人口数を表したグラフです。

 

グラフの縦棒は年度ごとの流動人口総数を示していて、2013年から2016年に掛けて増加傾向となっています。しかし、2016年度には大幅に下落している実態が確認できます。

 

また、グラフの赤い折れ線で示した休日の流動人口数をみると、総数と同様に2016年に大幅な下落を示しております。休日の流動人口は主に消費・サービス目的の来訪者を示していると考えられるので、天明町エリアにおいて消費活動を生み出す人々の来訪が少なくなってしまっている実態を確認できます。

 

一方で、グラフの青い折れ線で示した平日の流動人口数を見みると2013年から2015年までは減少傾向ですが、2016年は停滞傾向であり、総数に対する比率に換算するとその比率は増加しています。平日の流動人口は主に、通勤者・通学者を示すと考えられるので、仕事や学校の行き帰りで天明町エリアを移動する人々の割合が多くなってきていることが伺えます。

 

このようなデータ分析から、天明町エリアは万代エリアや駅に近接している商業的に有利な立地を活かせていない課題が分かりました。一方で、学校・仕事帰りの人々の割合が増加していることから、そういった人々が天明町の経済活動や住民活動への参加を促進することが重要であるといえます。

平日の人の移動から地域経済を分析する

この図は人の動向を更に細かく分析するために、RESASにおいて公表されている最新の年月である2017年6月の平日の流動人口を時間帯別に調査したものです。比較のために中央区の主要エリアである万代・新潟駅・古町エリアも同様に調査しました。それぞれ総数に対する比率を折れ線グラフで示しました。

 

赤い折れ線で示した天明町をみると近隣の万代エリアと比べて、10時から18時に掛けて大きな開きがあります。特に18時の時間帯に近隣の万代エリアに加え新潟駅とも大きな開きがあることが確認できます。

 

流動人口の年度別推移の考察では、平日の流動人口に対する手立てが重要となっていることが分かりました。この時間帯別のグラフからはさらに、仕事帰り・学校帰りの18時の時間帯における。

休日の時間帯別流動人口比率

この図は2017年6月の休日の流動人口を示したグラフです。

 

 

赤い折れ線で示した天明町エリアの折れ線をみると、8時から12時に掛けて流動人口のピークがあることが確認できます。一方で、青い折れ線で示した万代エリアの折れ線を見ると12時から18時に掛けてピークがあることが分かります。

 

 

〈 考えられること 〉

午前中に天明町エリアを移動し万代エリア及び新潟駅エリアに流出する人口が多いことが分かりました。天明町はこれらの層を消費者や観光者として取り込めるポテンシャルがあると同時に、休日の午前中をターゲットにした市場も有効であることが考察されました。